夏のボランティア2022は

   所沢市社会福祉協議会が毎年、夏休みに開催している活動です。
  おおたかの森トラストでも小中学生や一般の方を受け入れています。
  昨年はコロナ禍で中止でしたが、今年は感染予防をして行いました。

   活動は7月25日・28日・8月1日・4日・7日・8日・11日・18日・
   22日、参加者は合計59名です。

   くぬぎ山駒ヶ原の大きな原っぱの一部がキクイモ畑のように一面
  覆われていました。キクイモは外来種です。一本一本、根(芋も)を
  残さないように引き抜き、根の部分をハサミで切り落として袋に入れ、
  運び出します。土の中に小さな芋が少しでも残ると、直ぐに芽を出し
  大きくなってしまいます。猛暑の中、熱中症にならないよう30分毎の
  水分補給で行いました。

   草丈の低い原っぱでは、バッタやコオロギなどの虫探し、ナワシロ
  イチゴを見つけて口に入れた子は、ほんのりと甘酸っぱい味にびっく
  り。後半は、キクイモ抜きがだいぶ落ち着いたので、ブタクサ、セイタ
  カアワダチソウ、メリケンカルカヤ抜きにも挑戦しています。

   午後は森の再生地に戻り、涼しい木陰でお弁当タイム。食後はお
  楽しみの生きもの探し。14年前は、木も草も生えていない場所でし
  たが、今では植えた木々が「大きくなり、池にはメダカやヤゴ、原っぱ
  ではカナヘビやトカゲ、本物のヘビの抜け殻、色々なトンボ、セミの
  大合唱、セミの抜け殻と脱皮中の白いセミも発見、晴れた日はタマ
  ムシの羽音にびっくり、そして飛ぶ姿にも会うことができました。

   午後は、5年前に駒打ちをした椎茸のホダ木でボロボロになったも
  のを選び出し、一輪車に乗せ、カブトムシ用虫元気に積み上げます。
  次は、今年の春に駒打ちしたホダ木を仮置き場から本伏せの場所
  に組みましたが、これが重く、友達と力を合わせて行いました。

   巨大なコナラの切り株を一輪車に乗せ、タマムシ用虫元気まで運び
  ます。太いコナラはとても重く、友達と協力しながら汗だくになっての
  活動です。森の再生地の中にも外来植物が生えているので、オオブ
  タクサやアメリカセンダン、セイタカアワダチソウを見つけて上手に抜
  きました。

  夏のボランティアの皆さん、暑い中、ご苦労様でした。
  そしてありがとうございました。
      夏のボランティア2022の当日の模様
夏ボラ@2022年7月25日
夏ボラA2022年7月28日
夏ボラB2022年8月01日
夏ボラC2022年8月04日
夏ボラD2022年8月07日
夏ボラE2022年8月08日
夏ボラF2022年8月11日
夏ボラG2022年8月18日
夏ボラH2022年8月22日
 トップへ戻る