何をしているの?

おおたかの森トラスト」では、雑木林を残す為に色々な活動をしています。

  1. 森の手入れ
    枯れ木の伐採や森の下草の手入れを行います。切り取った木は炭焼きに利用したり、「虫元気」(小枝や木の葉で虫たちのすみか)をつくったりします。
    最近は多くのアカマツが枯れています。大気汚染、酸性雨、セン虫などいろいろな原因が関係しているのでしょう。このアカマツの伐採が多くなっています。

  2. 炭焼き  現在休止中です
    竹炭を作り、それを売って森を買う資金の一部にしたり、焼いた炭を粉にして土壌改良に使ってもらいます。竹酢液、木酢液も作っています。
  3. ゴミ拾い
    森の生き物たちが元気でいられるように、森に捨てられたゴミを拾います。
    森の中に捨てられたゴミは鳥たちが誤って食べたり、ゴミの中に有害物質があるとそれが地中にしみこみ、ミミズや微生物などが食べ、それを昆虫や小鳥たちが食べ、やがてオオタカや動物たちの体内に有害物質が蓄積されていきます。


  4. きのこつくり 〜椎茸栽培〜
    森で切られた木(クヌギやコナラなど)を利用して椎茸などのきのこを栽培して、これを売って森を買う資金の一部にします。また、きのこの力で木が分解されますので、これを虫元気に利用して、やがては土に帰ります。

  5. 川の浄化 〜川に炭を入れる〜
    自分たちで焼いた炭を毎年7月の海の日に砂川堀に入れ、川の水質浄化に役立てます。また、使い終わった炭は畑にまいて土壌改良にも使います。
  6. 自然再生・復元
    苗木を育てたり、植えたり、学校ビオトープ作りのお手伝いもします。資材置き場跡地での森の再生。

  7. 「こどもエコクラブ」の開催
    ●「こどもエコクラブ」の目的
    こども達が、森を守り育てるために、自然探検と作業を行いながら、その活動を次世代へとつなげて行く。

    ● 活動内容
    ○森の再生・炭焼き・薪割り・落ち葉掃き・しいたけのコマ打ち・虫元気作り・ゴミ拾い・森の生き物調べ・自然探検・新聞発行。
    ○ガイドブック「オオタカの森へ」の発行
    ○「おおたかの森通信」の発行


「こどもエコクラブ」の詳しい案内はここをクリック

こどもエコクラブの活動
炭の入れ替え作業
毎年7月の海の日に行います。
(所沢西高校裏砂川堀にて)

左写真は平成19年8月5日
(7月の海の日が台風で延期)

上と右の写真は平成17年7月18日


椎茸のコマ打ち作業
春から初夏にかけて行います。
竹割り作業
竹炭を作るための基本の作業です。
森の作業(森の手入れ)
外来種のヨウシュヤマゴボウや
セイタカアワダチソウを抜いたりします。

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