くぬぎ山の一部 県が土壌調査
2005年8月11日(水)読売新聞より転載
 県は10日、狭山、所沢、川越市、三芳町にまたがる平地林「くぬぎ山」の一部で土壌調査を行った。
 東洋大学工学部(川越市)の杉浦公昭助教授の独自調査で環境基準の3倍程度のダイオキシンが検出された地点があったことが、7月に明らかになったことを受けた調査。杉浦助教授の調査で基準を超える値が検出された狭山市の中間処理施設周辺を、県環境科学国際センター職員ら約20人が実施した。職員らは、土中の伝導率を計測したり、土壌や周辺の散乱ゴミを採取したりした。
 調査に立ち会った杉浦助教授は「しっかり調査を行ってもらうとともに、今後のくぬぎ山全体の継続的な調査を望みたい」と話していた。1か月半ほどで調査結果が出る予定。
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