2022年11月25日 令和4年度所沢市役所初級職員研修をおおたかの森トラストで

2022年度に入所した職員研修を、「おおたかの森トラスト」で3回に分けて行いました。
第1回目 2022年11月25日(金)9時から17時

森の再生地に集合、自己紹介の後、テレビ埼玉で放映された「緑綬褒章綬章と森の再生地の歴史」の録画を観る。
森の再生地の隣に移動、15年前に植樹したアカマツが元気に育つようヤマツツジとムラサキシキブ、ウグイスカグラ以外の樹木をノコギリで切る。3種類の樹木を覚えるだけでも大変なのに、どれがどれだか分からず、初めはてんてこ舞い。活動した場所の隣にも資材置き場の建物が押し寄せている。
ようやく覚えて作業も進みホッとしているところに、トゲトゲの木の出現!タラノキとキイチゴの痛い刺に悩まされたが、どうにか道具を使い分けることできるようになる。
てんぷらで人気のタラノキの芽は森の手入れでは手ごわい相手で棘が大きく鋭いが、春の新芽はおいしいのに、との声が聞こえた。
昼食は、薪で炊いた「おおたかの森特製地元野菜たっぷりの豚汁」と「川越無農薬米」を。「ちょっと待って!今日は災害復旧活動も兼ねているので、好きな物だけでなく後の人のことも考えて」と指示がでました。
全員揃って、おしゃべり無しでの昼食です。

午後は、くぬぎ山地区自然再生事業が行われている「下富駒ケ原」へ、所沢市みどり自然課職員による「ナラ枯れ」木の伐採作業を目の前で見てびっくり。こんな大変な作業を職員の方が連携しながら行っている、チームワークの大切さと重要性に改めて感激しました。それにしても僅か5mmの「カシノナガキクイムシ」が大木を一瞬に枯らしてしまうとは!

伐採した木の枝をノコギリとナタで切る作業ですが、初めて使う人も多いので怪我の無いよう、注意、注意!
伐ったコナラの切り株は重い!4人で持っても重い!
今日お世話になったみどり自然課の方々と集合写真。ご苦労様でした。マスクを外してハイ、チーズ!