首都圏近郊に残された
武蔵野の平地林
おおたかの森とは
埼玉県西部、武蔵野の平地に拡がる平地林（雑木林）には、絶滅の危機に瀕しているオオタカをはじめ多くの生きものが生息しています。
1994年6月、この平地林を「おおたかの森」と名付け、（公益財団法人）埼玉県生態系保護協会の所沢支部が中心となり、森を買う・借りるための募金活動と森の生態系を豊かにする保全活動をスタートさせました。
おおたかの森の場所
くぬぎ山、赤坂の森公園、鎌倉街道沿いの森、北入曽の森、北中・水野の森など
おおたかの森の成り立ち
「おおたかの森」は、埼玉県所沢市・狭山市・川越市・入間市・大井町・三労町の4市2町にまたがる550haの平地林です。350年ほど前、畑と屋敷林と大きな雑木林をセットにした大規模な新田開発で誕生しました。人々が木を植え、木に虫が集まり、木の実や虫を食べに鳥が訪れ、やがてオオタカ、フクロウ、キツネなど多くの野生の生きものが棲む森になりました。
おおたかの森がピンチです！
「おおたかの森」は今、消え失せようとしています
森の持ち主が替わり相続が発生すると多額の相統税を支払わなければならないため、森は売られ、伐採されてきました。
かつての森が、墓地、産業廃棄物処理施設、資材置き場、福祉施設などに変わってしまっています。
寄付のお願い
募金活動で森を買って、借りて、生態系を豊かにしよう
「おおたかの森」保全のために募金で購入した森は8ヶ所14,186㎡、借りて保全協定を結んでいる森は11ヶ所74,188㎡です（2022年10月現在）。購入した森の登記は、(公益財団法人)埼玉県生態系保護協会が行います。同協会は公益財団法人に指定されているので、寄付金は税控除の対象です。
寄付をする
郵便振替口座
00150-1-769628
口座名 おおたかの森トラスト
活動内容
おおたかの森トラストでは以下の活動を行っています。
みなさんのご参加お待ちしています。
生態系を豊かに
森を若返らせるための萌芽更新
野草を豊かにする手入れ
ゴミ捨い
川の炭の入れ替え
資材置き場跡地の自然再生
くぬぎ山地区の自然再生
「みどりのパートナー活動」への参加
おおたかの森トラストでは、7ヶ所で所沢市みどりのパートナー活動に参加しています。
※外部サイトへのリンクとなります
こどもたちを次世代のリーダーに
おおたかの森トラスト・こどもエコクラブ、そして学校・園庭ビオトープ活動の支援・指導
体験型環境教育の支援・指導
おおたかの森トラスト沿革
| 設立 | 1994年 | |
| 代表者 | 足立 圭子 | |
| 受賞歴 | 2018年 緑の都市賞・国土交通大臣賞 受賞 | |
| 2015年 彩の国埼玉環境大賞・優秀賞 受賞 （こどもエコクラブ） | ||
| 2002年 コカ・コーラ環境教育賞 受賞 （こどもエコクラブ） |