NEWS 52
北中の森購入のニュースが毎日新聞に掲載されました。
2013年4月25日 毎日新聞地方版より転載します。

おおたかの森トラスト:緊急募金、2200万円達成 林2645平方メートル購入−−所沢 /埼玉

毎日新聞 20130425日 地方版

 武蔵野の雑木林の保護保全活動をしている所沢市の「おおたかの森トラスト」(足立圭子代表)と公益財団法人「県生態系保護協会」所沢支部は23日、同市東狭山ケ丘5丁目の「北中・水野の森」の平地林を購入し、「おおたかの森7号地」と名付けた。

 取得した平地林(2645平方メートル)は、地権者から4月下旬を条件に約3420万円での売却申し出があった。トラストの募金残は1200万円しかなかったため足立代表らは今月20日までを目標に2220万円の緊急募金を呼び掛け、目標額に届いた。

 足立代表らによると、募金総額は2227万円で寄付者は3154人に及んだ。大半が県内在住者で、91%が所沢市と狭山市民だった。武蔵野銀行では所沢市内の全支店の社員に呼び掛け、狭山市の「風の森狭山台みどり幼稚園」では保護者らが呼び掛けて募金を集めるなど、支援の輪が広がったという。

 「7号地」は保護協会名で登記される。足立代表は「平地林を子どもたちに引き継ぎたい、という多くの募金者の思いを大事に多様な生き物のすめる森の手入れをしたい」と話し、5月4日に「ゴミ拾いと春の生き物探し」(参加費無料、雨天中止)を実施する。問い合わせは同トラスト(電話090・3521・7747)。【海老名富夫】

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