森を守ろう!オオタカやフクロウ、キツネのすむ豊かな森を       発行201591

おおたかの森を守ろう 50

おおたかの森トラスト こどもエコクラブ 埼玉県生態系保護協会所沢支部

359-0007 埼玉県所沢市北岩岡46-1 電話 090-3521-7747   

メール ootakanomori@jcom.home.ne.jp 
ホームページ
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所沢市・狭山市・川越市・入間市・三芳町・旧大井町に広がる武蔵野の平地の雑木林に「おおたかの森」
と名付け、皆でお金を出し合って森を買う・借りる。そして豊かな自然を守り育てます。

所沢市「北中の森」(東狭山ヶ丘分)9604㎡を購入

2014年12月、所沢市と県は、新たに「北中の森」(東狭山ヶ丘分)の9604㎡を購入しました。

埼玉県には、豊かな自然を守る「県のふるさとの緑の景観地」条例があります。指定を受けている場所は、県と市が購入できますが、指定を受けないと購入できません。指定を受けるかは地主さんが決めます。条例に指定されている一つが、所沢市北中と東狭山ヶ丘、狭山市南入曽と水野にまたがる「北中・水野の森」約65㌶で、豊かな自然が保たれている地域ですが、指定を受けていない場所では、資材置き場や老人施設、墓地、太陽光パネルへと開発が進んでいるのが現状です。ここでは、2012年現在、所沢市が5ヶ所、狭山市が2ヶ所、おおたかの森が3ヶ所を購入。20132月、景観地指定を受けていない森が売りに出された時は、募金活動をして、おおたかの森トラストが購入し「おおたかの森7号地」と名付けました。
募金活動でお世話になった武蔵野銀行の支店長さんから「おおたかの森7号地の近くが売りに出るかも!」と連絡を受け市に伝えました。景観地指定を受けていたので、市と県の話し合いの結果、201412月、所沢市と県が購入。おおたかの森トラストでは、地域の方やこども達と協力して自然を豊かにする活動をしていきます。是非、ご参加ください。

「くぬぎ山」で清進小6年生がアカマツ苗植える

おおたかの森の中で一番大きな所沢市・狭山市・川越市・三芳町にまたがっている「くぬぎ山」は、152haです。かつてはダイオキシン問題で有名になりましたが、国、県、市・町、市民の努力で焼却炉も撤去、くぬぎ山地区自然再生協議会が、毎年保全活動を行っています。

2015625日、所沢市立清進小6年生125名は、所沢市が購入した「くぬぎ山・駒ヶ原の森」のグランド跡地に森をつくる初めての活動として、アカマツ苗65本を植え、クズと外来種キクイモを抜き、クヌギやコナラの実生苗を225本見つけて印の棒を立てました。原っぱでのお弁当、午後はくぬぎ山を歩き、残っている雑木林と開発の様子を見学。この日植えたアカマツ苗が大きく元気に育つためには、しばらく手入れが必要です。皆様のご協力をお願いします。

☆9月4日〜9月1310時〜20

新所沢・パルコで展示・即売

場所:パルコ・エントランスホール

おおたかの森とアヲエウフェスの展示と即売会が開かれます。木・竹炭・干し椎茸・手作りのおおたかの森グッズ、手作りキャンドル、骨董などが並びますのでお楽しみに!竹の募金箱も設置します。お友達と遊びに来てください。

927() 小雨決行

くぬぎ山の自然を元気する大作戦

11回目を迎える、くぬぎ山地区自然再生協議会の保全活動で、所沢市と狭山市が購入した場所で行われます。
 くぬぎ山の失われた自然を取り戻し、雑木林に多様な生きものがすめる活動で幼児から大人までご参加下さい。締め切り:9月23()

集合:所沢市「くぬぎ山・駒ヶ原の森」
  時間:10時から12時 9時半から受付
  持ち物:軍手、タオル、水筒 虫よけ
  服装:長袖長ズボン、帽子 

申し込み:県みどり自然課くぬぎ山事務局
  電話:048-830-3151 Fax 048-830-4775

メール:a3140-12@pref.saitama.1g.jp

1024日・2510時〜16

所沢市民フェスティバル

 所沢航空記念公園で開催され、今年も福祉コーナーに出店します。木・竹炭、木酢液、つる工芸のかご、椎茸、干し椎茸、森からのすてきな贈り物もたくさん展示・販売、募金箱の設置もします。ぜひお立ち寄りください。雨天決行。

111()10時〜19

アヲルフェス 雨天中止

場所:森の再生地

アヲルはフクロウ。主催者の目黒さんは、「4回目となった今年は、去年に負けないよう様々な方がライブや出店等で協力してくれることになりました!私達もよりいっそう楽しめるイベントにしていきます。皆様のご来場お待ちしています。」

森の再生地にフクロウがやってきた

2月、森の再生地にフクロウがやってきています。たくさんの人の関わりで、焼却炉跡地に林と水辺、草地をつくり初めて8年、やっと生きものが棲める場所になってきました。しかし周囲の森は開発で消えているのが現状です。

ありがとう!

武蔵野銀行・緑の基金で水洗トイレ改修

森の再生地には、前の業者の残した古い汚い簡易トイレでした。水が出なくなったり詰まってトラブル続きで困っていました。
 武蔵野銀行・緑の基金の助成金をいただき、男性用トイレと女・子用は洋式トイレ2室に増設、水もすっきり流れるようになり、暗くなるとLED電球も点き、気持ちよく使えるようになって助かりました。ありがとうございました。

これからは大切に!大事に!使います。

こどもエコクラブ 受賞

彩の国埼玉県環境大賞優秀賞

3月20日、おおたかの森トラスト・こどもエコクラブは、日頃の雑木林の保護・保全活動が高く評価され、彩の国埼玉県環境大賞優秀賞を受賞しました。

授賞式には、小中学生が授業で出席できなかったので、2名の幼稚園児が代表として、知事から賞状を頂きました。膝まづいて小さな幼児に賞状を渡す知事の姿と賞状を受け取る幼児たちの堂々とした姿に、会場は大きな拍手に包まれました。活動の様子は、8月10日テレビ埼玉で放送されました。

幼児に膝まづいて賞状を渡す上田知事

小手指ハナミズキ祭り

4月1819日、小手指駅北口のハナミズキ通りで、小手指まちづくり事業協同組合主催のお祭りに出店して、おおたかグッズの販売と活動と募金活動をアピールしました。子供神輿、和太鼓、地元の中学・高校による演奏、屋台村などが並び、たくさんの人で賑わいの中、地元の小学生が「いらっしゃいませ!おおたかの森です。」と可愛い声で売り子のお手伝いをしてくれたので、売り上げアップと活動の宣伝効果にもつながり大変助かりました。ありがとう!

GreenGiftプロジェクト

712日、森の再生地で、東京海上日動火災保険(株)が社会貢献の一環で行っている

reenGift活動が行われ、7年前に植えたアカマツの周りに生えた外来植物のアメリカセンダングサやマツヨイグサを根から抜き取りました。強い日差しの中、水分補給をしながら汗だくの活動です。昼は、近くの畑で朝もぎたてのトウモロコシを炭火で焼いて、また汗が噴き出す。「甘い、おいしい!と大好評。昆虫や植物図鑑をたくさん寄贈していただき、活動で有効に使います。ありがとうございました。

所沢中学校1年生 12

8月3日から5日  社会体験事業

熱中症に気をつけながらの3日間、初日は自転車でくぬぎ山に行きクズと外来植物抜き、森の再生地に戻って薪割り、2日目はトラスト2号地でアズマネザサ切り、再生地水辺の周りの土手作り、3日目は鎌倉街道のゴミ拾いと道路にはみ出した土の撤去と清掃、昼食は薪で炊いたご飯とカレーライス。午後は薪割り班と募金箱を開ける班、清進小前のよいこの店の竹の募金箱を開けたところ、合計1,636円入っていました。募金をしてくれた清進小のこども達、地域の皆さん、いつもありがとうございます。

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