2023年2月25日 緑町中央公園にクヌギを植えよう

10時から12時

所沢市緑町中央公園は2.2ha、半分が樹林地、ビオトープエリアもありますが、カシノナガキクイムシ被害(ナラ枯れ)でコナラの大木をたくさん伐り出しています。「寂しくなった公園に市民が育てた苗を市民参加で植えよう」と、おおたかの森トラストが市に提案しました。この日、親子で植えたクヌギ苗は22本。6年前、くぬぎ山地区自然再生協議会の活動時、子供たちがクヌギのドングリを拾い、1年間、家で育てた苗をおおたかの森トラストが受け取り、森の再生地で育て、2mから4mになりました。

緑町中央公園内には、森の生態系やビオトープの説明が描いてある看板があります。
森の再生地で大きく元気に育ったクヌギの苗は、専門の造園屋さんが大事に掘り起こし、テープで包んで運び出します。
近隣の小学校に呼び掛けたところ、すぐに親子20組の予約が終了。藤本所沢市長さん、中島教育長さんの挨拶と植えるときの注意点を聞いて植樹を始めます。
大きなスコップで大きな穴を掘り、大きな苗をいれます。大きな穴を掘るのはとても大変。苗が倒れないように、お母さんが支えてくれました。
次にバケツの水をたっぷりと注いであげます。
藤本市長さんも子供と一緒になって植樹をしています。
水をたくさん入れてあげたら、柔らかい土を上から掛けてあげます。家族そろって記念植樹です。
「周りに水鉢を作ってあげると、雨水が苗の周りに浸み込んでくれるので、元気に育ってくれるよ」
中島教育長さんは、以前、くぬぎ山地区自然再生協議会の会長さんでした。
竹の支えを添えてあげると、強い風にも倒れないで育ってくれます。小さな子も一緒になって支柱を打ち込んでいました。
「今日は誰と参加したの?植えた気持ちは?」新聞記者の取材を受けていました。
偶然にも話を聞いた子が「僕はこどもエコクラブなので、クヌギのドングリを拾って育てて、おおたかの森に渡し、今日、お父さんと植えました」
2月26日毎日新聞の記事をご覧ください。